県議選買収無罪事件:捜査適正化を考える 県弁護士会シンポ、鹿児島で5日 /鹿児島

http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20080401ddlk46040522000c.html

シンポジウムでは、同訴訟で原告代理人を務めた斎藤利幸弁護士が、捜査側が弁護士と容疑者・被告人との面会(接見)内容を聴取することは違法とした、3月24日の鹿児島地裁の判決を振り返る。さらに、元最高検察庁検事で白鴎大法科大学院長の土本武司さんや元毎日新聞記者でジャーナリストの鳥越俊太郎さんらを招き、取り調べの可視化(録音・録画)の必要性について議論する。

現在、たまたま鹿児島にいるので、時間が取れたら行ってみたいと思いますが、やや難しそうですね。
鹿児島へ来て、「志布志」というところが、鹿児島の中でどういう立地条件になるのか、よくわかりましたが、鹿児島市内からは相当遠く、鹿児島県警本部や鹿児島地検本庁が捜査に関与する上で、この地の利の悪さはかなりマイナスに作用したのではないかと思いました。
私も、昔、徳島地検にいた頃、徳島市内から車で片道3時間くらいかかる警察署で捜査している選挙違反事件の主任検事をやって、事件は何とかまとまりましたが、あまりの遠さに疲弊したことがありました。こういった地の利の悪い場所で、地の利の悪さを乗り越えて適正な捜査を遂行するために必要な工夫、といったことも、今後のために考えておく必要があると思います。