敦賀の幼児死亡ひき逃げ 時効へ2か月切り起訴

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20080218-OYT8T00604.htm

地検の西谷隆次席検事は「極めて悪質なひき逃げ死亡事故であったが、ご遺族の思いと県警の地道な捜査が実を結び、容疑者の起訴に至った。ひき逃げをしても、決して逃げ切れないということを改めて示すことができた」とするコメントを発表した。

このブログでは、「時効警察」というカテゴリで時効が成立した事件を取り上げることが多いのですが、この事件は、次席検事のコメントにある通り、地道な捜査が実を結んだものという印象を受けます。
西谷次席検事は、私と同期任官で、任官直後の4か月ほど、東京地検の旧庁舎(今の弁護士会館の場所にあったもの)内の刑事部大部屋で、一緒に机を並べて新任検事生活を共にしました。平成元年のことですから、19年前になります。月日の経過ということを感じます。