オバマ演説 ここがスゴイ!! 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080203-00000008-gen-ent

翻訳家の菊谷匡祐氏は、“伝説”といわれている04年7月27日の民主党全国党大会基調演説の原稿を読んで驚嘆したという。
オバマの演説原稿は、時事英語のような専門用語がなく、センテンスも短いので、とても分かりやすい。ロジックの展開も絶妙で、クラシックの協奏曲を聴くようにリズミカルに読めるのです」
ジャーナリストの堀田佳男氏は、この演説を現地の会場で実際に聞いた。
「約5000人の民主党員がうっとり聞きほれ、中には泣いている人もいました。私も鳥肌が立ったほどです。『リベラルのアメリカも保守のアメリカもなく、ただ“アメリカ合衆国”があるだけだ。黒人のアメリカも白人のアメリカもラテン人のアメリカもアジア人のアメリカもなく、ただ“アメリカ合衆国”があるだけだ』という部分は、全米で繰り返し放送されて、オバマは一躍脚光を浴びました」

ケネディの再来」とも言われているようですが、演説は、ケネディよりもオバマのほうがうまいような気がします。
以前、何かの本で読んだところ、リンカーン大統領も、稀に見る雄弁で、聞いている人々は、皆、その演説に魅了され惹きつけられた、とのことです。日本で、なかなかそういった雄弁家、演説がうまい人はいませんが、政治家の言葉が、いかに人の心を揺り動かして支持を得るための武器となるか、ということを、改めて強く感じます。