戦う石橋湛山

戦う石橋湛山―昭和史に異彩を放つ屈伏なき言論

戦う石橋湛山―昭和史に異彩を放つ屈伏なき言論

以前に1冊買って、蔵書の中にはあるはずなのですが、あまりきちんと読んでいなかったので、気合を入れて読もうと思い、買いました。
戦前のあの状況の中で、一貫して小日本主義を唱え、日本の帝国主義、植民地政策や軍部の肥大化に徹底して反対する言論活動を行った石橋湛山の存在は、日本の言論活動における輝ける金字塔であり、言論に携わる者にとって、希望の光を放ち、燦然と輝く大きな星のような存在と言っても過言ではないと思います。
その「戦い」の軌跡を振り返ってみることは、自らの身の処し方などを考える上でも有益と思われ、時間を作ってきちんと読み通したい1冊です。