ネット中傷 中高生中心に警察への相談急増 4年で3倍

http://www.asahi.com/national/update/0116/TKY200801160191.html

特徴は、被害相談に中学・高校の女子生徒が目立ち、書き込んだ「加害者」もその知人が多いとみられることだ。恋愛のもつれやいじめがエスカレートしたとみられ、顔やスカートの中の写真を並べて掲載したり、集団で悪口を書き込んだりする悪質な事例もある。「ネットの手軽さから罪の意識が希薄で、内容も過激になりがちだ」(警察庁担当者)

元検事で、ネット大手ヤフーでの勤務経験がある落合洋司弁護士は「ネットの利用者は低年齢化しており、この種の相談や事件が増えるのは必然と言える。捜査機関の態勢拡充に加え、削除要請をする人とプロバイダーやサイト運営者との紛争を扱う裁判外紛争処理(ADR)機関を立ち上げ、簡易で迅速に紛争を解決する方法を整備する必要があるのではないか」と話す。

上記の記事は、昨日の朝日新聞夕刊にも掲載されていました。
上記のコメントは、以前からの私の持論ですが、かなり深刻な状態になっているようであり、対策を講じる必要性は高いでしょう。
これも私の持論ですが、小学校高学年くらいから高校までの間に、インターネットを正しく使うための学習時間をきちんと設けて、誹謗、中傷を控えることやそのような事態が生じてしまった場合の対処方法、インターネット上で他人の権利(知的財産権なども含め)を侵害しないためには何をすべきであり何をすべきでないか、といったことを、一種のスキルとして、きちんと身につけるようにすべきではないかと思います。