http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007112101000271.html
高裁は「自らの研究心からの行動で、裁判所の判断に影響を及ぼしたとは認められないが、公正の確保について重い職責を担う所長として軽率だった」としている。
「書記官が所長を補助者にしたが,調書に記載せず 宇都宮地裁 」
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20070712#1184246233
宇都宮地裁所長が所属裁判官審尋で質問、懲戒要求の動き
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20071027#1193486665
についてのものですが、処分が、やや軽いように思われるものの、きちんとけじめをつけた東京高裁の対応は、一応、評価できると思います。
裁判所長という仕事は、軽率な人間に務まるとは到底思えないので、阿南陸相のように、死をもって「大罪」(私は、むしろ「大功」ではなかったかと思っていますが)を謝す必要はありませんが、潔くその職を辞す、という程度のことはすべきでしょう。それほど研究がしたいのなら、軽率でも務まるような大学でも探して、そこで研究を続ければ良いと思います。>宇都宮地裁所長