http://www.zakzak.co.jp/top/2007_11/t2007112116_all.html
伊吹文明幹事長が「理屈や政策だけ述べていても、選挙では票は入らない。党のためにさらに努力を続けてほしい」と日ごろの地道な活動を促せば、二階俊博総務会長も「一回は（優遇措置が）通用しても、そう何度もそんなわけにはいかない」と述べ、次期衆院選での比例単独１位の打ち切り宣言を行ったのだ。
要するに、激励しているように見せて、引導を渡しているだけだと思いますが、虚栄心ばかりが先行し、政治家としての能力、識見に巨大な疑問符がついている状態と言っても過言ではなく、先行きにはかなり暗く、険しいものがあるでしょう。そもそも、政治家を辞めて、この人に戻るべき場所はあるのでしょうか。
自分のことは、自分が最もよくわかっているはずであり（わかっていない人もいますが）、たとえ甘い言葉で政界進出を誘われても、他人に迷惑をかけたり自分自身が困らないためにも、「出ない」という適切な判断をすべき場合があるという、一つの典型例ではないかと思います。
