広島原爆「エノラ・ゲイ」機長 P・ティベッツ氏死去

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071102-00000105-san-int

AP通信によると、抗議の対象となることを避けたいとの遺言で、葬儀は行われず、墓石も設けられない。原爆投下には「戦争を早期に終結させるため、任務をまっとうした」との立場を終生貫いた。

あくまでも軍という組織の一員として任務を遂行したもので、この人を責めてどうなる、という問題ではないと思いますが、あの日、何も知らずに一日をスタートした多数の広島市民の頭上に、この男が原爆を投下し、多数の死傷者を出しただけでなく、その後の多数の人々の人生も暗転させたことを考えると、心穏やかならざるものがありますね。
葬儀を行わず、墓石も設けない、という、その人生が、果たして幸福なものであったか、ということも、この記事を読んで考えました。