ドコモ:不振続く 契約純増数3カ月連続3社中最下位

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070707k0000m020071000c.html

ドコモは「2.0」の目玉として、5月から追加料金(月額945円)を払えば同一名義で1台の携帯電話に「仕事用」「私用」など二つの電話番号やメールアドレスを持てる新サービス「ツーインワン」を始めた。二つ目の電話番号を「1契約」と数えれば純増数はグンと伸び、「挽回(ばんかい)」をアピールできるという期待もあったようで、実際、ドコモは5月の契約数に二つ目の電話番号分を上乗せして純増数をはじき出していた。
6月の純増数もツーインワンの増加分を入れると14万2800件でKDDIより多かったが、ソフトバンクは「1台分を二つに数えるのはおかしい。契約数の指標としての信頼性がなくなる」と批判。総務省や同協会も「一つと数えるのが適当」と判断し、結局3位になった。

この程度のことが「2.0の目玉」というところに、そもそもドコモの行き詰まりを感じますが、複数の番号を持っていたほうが便利が良い人は(私もそうですが)、既に持っているし、1台で2番号使えれば便利かというと、必ずしもそうではなくて、複数の端末で使い分けたほうが便利なことが、むしろ多いでしょう。複数持っていれば、新しい端末が出た場合に1つを買い替え、別のものはとりあえず維持するとか、小回りも効きます。
かなり画期的な、人々があっと驚くようなことでもやらないと、この退潮を止めるのは難しいような気がします。日本版iPhoneを前倒しで独占発売する、くらいのことは必要でしょう。