両陛下:欧州5カ国訪問へ リトアニアで杉原千畝記念碑も

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/koushitsu/news/20070520k0000m040047000c.html

リトアニアでは旧ソ連から独立した91年以降、杉原氏の功績をたたえ首都ビリニュス市郊外の通りの一つを「スギハラ通り」と命名。旧日本領事館も杉原記念館として整備され、01年秋には杉原氏の母校、早稲田大学によってビリニュス市内に記念碑が設置された。高さ2・2メートルの碑には、杉原氏の顔のレリーフや発給したビザのプレートが埋め込まれている。
両陛下は26日午後、アダムクス大統領夫妻と共に記念碑を訪れ、リトアニアの外相から記念碑について説明を受ける。

杉原氏が、助けたユダヤ人やその子孫に囲まれ、祝福されている姿が思い浮かびました。
両陛下はスウェーデンも訪問されるということですが、スウェーデンは、戦時中のハンガリーユダヤ人10万人を助けたと言われているラウル・ワレンバーグの母国であり、困難を省みず人道のために努力した人々のことが思い起こされます。
最近、書店で、インテル創業者であるアンドリュー・グローブ氏の自伝

を見つけて購入し、少し読みかけていますが、ユダヤ人であるグローブ氏は、幼少時代を、ナチスによるユダヤ人迫害の嵐が吹き荒れワレンバーグが必死に努力していたハンガリーブダペストで生き抜いていて、当時のハンガリーの重苦しい状況も描かれ、直接の関係はないかもしれませんが、ワレンバーグの努力が、グローブ氏の生やその後の輝かしい成功へとつながったような気がしました。