http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2007/03/15/03.html
鈴木さんが最後に発した言葉は、大学2年生になる一人息子の名前だった。14日朝、意識が薄れ始める前、「雄大、雄大」と何度も呼んだという。その後も夫人と雄大さんの呼び掛けにうなずくなど、息を引き取るまで最愛の家族とコミュニケーションを取り続けた。
所属事務所ホリプロの関係者は「病気が分かった後は運命を受け入れて穏やかに過ごしていた。家族や周囲の人に最期まで気を使っていた」と説明。「音楽も食も、好きだった野球も、人生を楽しみ尽くした人だった」と話した。
非常に明るく元気な人、というイメージでしたが、突然の訃報で驚きました。最期の様子に、人間性や気持ちの優しさ、といったことを感じます。
以前、司馬遼太郎の「世に棲む日日」を読んだ際、安政の大獄で刑死した吉田松陰が、人生には長短があるが、どの人の人生にも春夏秋冬がある、と述懐するシーンがあり(昔、NHK大河ドラマ「花神」でもそのシーンはあった記憶です)、心打たれたことがありますが、そのことを思い出しました。
ご冥福をお祈りします。