JAL労組、個人情報7000人分を無断保有

http://www.asahi.com/national/update/0226/TKY200702260491.html

同労組と日航によると、個人情報保護法で事業者の義務規定が施行された05年4月以前は、会社から客室乗務員の氏名、住所、電話番号、所属、役職などの情報を紙の資料で受け取っていた。
さらに、同労組の幹部が独自に集めたとする、乗務員の性格、交遊関係、仕事上の評価、信仰宗教、支持政党などプライバシーに関する情報を乗務員によっては追加し、96年ごろからデータベース化し、成田空港にある労組支部のパソコンで保有している。データは新たに上書きや追加をしていたという。
JALFIOは、情報を収集・保有した目的について、「組合員の相談に乗ったり、組合に勧誘したりするため」と説明している。

今週号の週刊朝日の記事で、上記の「データベース」の内容が紹介されていましたが、「相談に乗る」「勧誘」と言うよりも、対象者が敵対する存在かどうか、弱みやスキャンダルは何か、といった観点で情報を収集していたとしか見えず、この航空会社が、飛行機が墜落する前に(近く、どこかで墜落することは確実だと思いますが)、そこで働く人間の多くが、人間として既に墜落している、と、つくづく思いました。
沈まぬ太陽を全巻持っている」ということが、マイナス情報として記載されている例があることには、一瞬笑いましたが、良く考えると笑えない話だと思いました。
乗客に対してはへらへらと愛想笑いをしていますが、その性根は腐りきっている人間が多い、とうことを、それでもJALを利用したい、墜落しても良いから乗りたい、という奇特な人は、よく覚えておくべきでしょう。
日航ジャンボ機墜落事故で、生還を目指し最後まで奮闘したJAL乗務員の方々も、会社がこのような惨状では浮かばれないでしょう。