ダビンチ幻の名作 大壁画の所在を本格調査 イタリア

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070217-00000016-maip-soci

天井画の隅の小さな旗の絵に「探せば、見い出される」という奇妙な言葉があるのを発見した。
セラチーニ氏は「ダビンチの大の賞賛者だったヴァザーリが、改修を命じられながら、自分の壁画の裏にダビンチの絵を守り、後世に残したメッセージ」と推測した。
2003年にはヴァザーリの全壁画・天井画の裏側をレーダー波で探査。その結果、西壁の絵の裏に厚さ13センチのレンガ壁があり、さらにその奥に縦5メートル、横6メートル、奥行き1.5〜2センチの唯一の「すき間」があることを突き止めた。この場所は「探せば、見い出される」と書かれた天井のほぼ真下に位置していた。

ダ・ヴィンチ・コード」を想起させる展開ですが、かなり有望のようで、フィレンツェのベッキオ宮殿で幻の名作を見ることができる日が、近く来るかもしれません。
こういった調査でも、「推理力」というものが重要であることを、改めて感じさせられます。