NYタイムズ1面、異例の「夕張」破たん紹介記事

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070128i413.htm

夕張も、世界的に注目されるに至っているようです。
夕張に関するいろいろな報道に接していて、素朴に疑問に思うのは、市民が、なぜ、ここまで重い負担を強いられるのか、ということです。民間企業の株主や債権者であれば、それぞれの立場で相応のリスクを負い負担を被るのもわかりますが、夕張市民が夕張に住んでいる、ということだけで、今まで利用していた病院などの各種公共施設が次々と使えなくなったり、支払う税金が大きく増加する、といった負担を一方的に強いられることが腑に落ちません。今後も、この種の破綻事例は出ると思いますが(考えたくない事態ですが)、そこに住む住民への負担をいかに最小限度に抑えるか、ということを、真剣に考えておく必要性を痛感します。