矢野と優　映画「私をスキーに連れてって」 - 弁護士落合洋司（東京弁護士会）の日々是好日

映画の公開は、１９８７年１１月だったということですが、当時の、日本全体を覆っていた高揚感は、今でも覚えています。あちらこちらに、「ミニ・ホリエモン」のような人がいて、景気の良い話で沸き返っていましたね。

「当時は、家に電話して相手の親が出たらどうしよう、なんてどきどきしていた。相手に会うまでにいくつも壁があった。だから燃え上がったのかも。今の子はメールとケータイなしの恋愛を想像できるだろうか……」

知り合いの女の子の家に電話したら、親が出てきて取り次いでもらえなかったり、ということは、私の場合もありました。他人と連絡を取る、ということが、結構、難しかったものです。