「タクシー全面禁煙望ましい」 東京地裁、国に対応促す

http://www.asahi.com/national/update/1220/TKY200512200460.html

判決は「事業者には、受動喫煙の危険性から乗務員を守る安全配慮義務があるのに、タクシーは他の公共交通機関に比べて禁煙化が著しく遅れている」と指摘した。副流煙による乗務員の健康への影響も「見過ごしがたい」としたうえで「事業者任せでは早急な改善は難しい。禁煙タクシーの普及に向けて国の対応が期待される」と述べた。

判決中の上記指摘は、当然のことだと思います。
私はタバコを吸わないので、乗客が喫煙した後のタクシーに乗ると、煙くて非常に不愉快です。
そもそも、仕事中に喫煙ルームや喫煙スペースへ行ってタバコを吸うことが、なぜ許されているのかも疑問です。その間、仕事をせずさぼっているわけですから、公務員なら「職務専念義務違反」であり、民間の会社員であっても就業規則違反になるのが筋でしょう。仕事中にタバコを吸って遊んでいるのが許されるなら、パチンコをしたり酒を飲むのも許されてもよく、パチンコや酒が駄目でタバコだけ許しているのは、正に喫煙者に対する甘やかし以外の何者でもありません。
タバコを、覚せい剤等のように全面禁止にして、厳重に取り締まるのも1つの方法ですが、世の中に新たな混乱を生じさせるのもどうかと思うので、当面、タバコの販売価格を大幅に引き上げ(1箱1000円以上)、仕事中の喫煙は全面的に禁止し、もちろん、タクシー内は全面禁煙化すべきでしょう。