ACCS裁判、弁護側は不正アクセス禁止法の技術的解釈について意見書を提出

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/11/22/5499.html

弁護側からの「もし今回の事件が不正アクセスであるとされた場合にはどのような影響が考えられるか」という質問に対して、篠田教授は「Webサイトのセキュリティを向上させていこうというモチベーションの低下が心配される」と述べ、「セキュリティの強化はそこそこであれば良く、あとは不正アクセス禁止法に委ねればいいということになりかねない」と危惧を表明した。また、「Webサーバーの管理者が意図したURL以外の入力は全て不正アクセスという拡大解釈や、URL欄に入力が可能なWebブラウザーは全て不正アクセスを助長するソフトウェアということにもなりかねない」と述べた。

こういった影響が出ることは、強く懸念されます。このペースであれば、来年3月までには判決が出るでしょう。