アップル、国内でも新「iPad」を3月16日より販売--4万2800円から

http://japan.cnet.com/apple/35014930/

iPadはこれまでと同様に9.7インチの画面だが、Retina Display(2048×1536ピクセル、解像度264ppi)に対応し、彩度は44%向上。クアッドコアグラフィックスを搭載したA5Xチップにより、優れたレスポンスを提供できるとしている。5メガピクセルiSightカメラを内蔵。HDビデオ録画に対応し、1080pで録画可能だ。ボディサイズはipad2とほぼ同じだが、厚みがiPad 2の8.8mmから9.4mmへと若干増した。重さもやや増加し、Wi-Fi版が652g(iPad 2:601g)、Wi-Fi+4G版が662g(ipad2/Wi-Fi+3G版:613g)。カラーはホワイトとブラックの2色。バッテリ時間はこれまでと同様に最大10時間となる。

目覚ましくはないものの、着実に進歩した新iPad、ということでしょうね。いろいろな噂で、新iPadのイメージはある程度予想されていましたが、そういったイメージの枠内におさまっていた、ということも感じます。クアッドコアグラフィックス採用(A5Xチップ自体はデュアルコアということですが)などにより、おそらく電力消費量が増していて、従来機よりも大容量のバッテリーを搭載しているようですから、その分、厚みや重さが従来機よりも少し増したものの、持続時間は従来機と同等におさめた、ということでしょう。
これだけの高性能タブレットがこの価格(私が予約した64Gwifiモデルで5万8800円、ちなみにホワイト)で買えるのはありがたくも驚異的なことで、他のandroidタブレットを製造、発売しているメーカーにとっては、かなり追いつめられた気持ちにさせるものがあるでしょう。
発売日の16日には届くようなので、届いたら、早速使って、使用感についてコメントしたいと考ええいます。

2012年03月07日のツイート

NTT Com、無料通話アプリ「050 plus」を法人向けに

http://japan.cnet.com/news/service/35014924/

初期費用は1番号あたり1050円、月額基本料は1番号あたり525円となる。
050 plusは、アプリの利用者同士なら24時間無料で、また無料通話先プロバイダの050IP電話サービスとの通話も24時間無料で利用できるサービス。携帯電話や固定電話との通話も安価に利用できる。

NTT Comは、同アプリによって導入前と比べて通話料を7割程度削減(一定条件で算定したモデルケースと比較した場合)できるとしている。なお、海外から日本へ発信した場合でも、通話料金は日本国内で050 plus for Bizを利用した場合と同料金となる。

私は、昨年8月から050plusを利用していますが、ブログやツイッターで何度かコメントしたように、至極便利で気に入って利用しています。携帯電話よりも通話料が安く設定されている上、IP電話なので、記事にもある通り、海外から日本へ電話しても、現地の通信キャリアを経由しないため高額なローミング料金が発生することもなく、国内と同様の料金で使えるのも便利です。050plus同士の通話は無料なので、法人で一括して導入し、外線と内線の境目を無くして使えば、シームレスな通信環境が構築できるでしょう。社員が海外へ出張することが多いような会社では、特に利便性が高く経済的と思います。
人によっては、個人用の050plusナンバーと法人用の050plusナンバーを同じスマートフォンで使い分けたいというケースも出てきそうです。アプリは、法人用と個人用で異なるものを使うとのことですが、その辺はどうなっているのか、興味があります。

警部が紛失証拠すり替え=無関係の吸い殻拾い代用―隠滅容疑で書類送検へ・大阪府警

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120308-00000052-jij-soci

大阪府警福島署の刑事課長だった男性警部が昨年、女性が被害に遭った未解決事件で押収した吸い殻がなくなっていることに気付き、代わりに拾った無関係の吸い殻を証拠品としてすり替えていたことが8日、府警への取材で分かった。警部はすり替えを認めており、府警は証拠隠滅容疑で近く書類送検する。
吸い殻には犯人の唾液が付着し、容疑者が判明すれば事件への関与を裏付ける証拠となる可能性があった。

こういったことが実際に起きているので、警察がそんなことをするはずがない、では済まない、ということになります。
恐ろしいのは、この吸殻がDNA鑑定の対象になり、たまたま警察庁のデータベースに該当者がいた場合、冤罪に発展しかねないということでしょう。また、犯人である可能性が高い人物が、この間違った証拠により犯人性が否定される、ということも起きてくる可能性があります。いずれにしても、真相解明にとって大きな障害になることを、故意でやったわけですから、由々しき事態です。
先ほど、某報道機関にもコメントしたのですが、こういった不祥事が起きる背景には、証拠品の管理が不徹底、不適切ということもあると思います。証拠品は、警察署等の中の専用スペースで閲覧、検討し、暫定的に借り出す場合もそこで保管して、そこから持ち出すことは原則禁止するとか、過誤が起きない仕組み作りということも、今後、更に検討する必要があると思います。