スマートフォンの通話料が半額に…日本通信がモバイルIPフォン

http://www.yomiuri.co.jp/net/news/bcn/20110121-OYT8T00675.htm

サービスは、同社が昨年12月に発売したスマートフォン「IDEOS」とIDEOS用のSIM「b-mobile SIM」を購入すれば、通話が安くなるというもの。

具体的には、通話基本料を他社の半額にあたる490円(15分相当の通話を含む)に、通話料は他社の半額以下となる30秒10円に設定。050番号のIP方式を使って発着信することになる。支払い方法は、「bチャージ」というスマートフォン用ソフトウェアを開発。例えば、あらかじめ1000円をチャージしておけば、基本料と通話料がチャージから減算していくほか、登録したクレジットカードからチャージしたり、チャージ残高が490円未満になると自動的に500円をチャージする「ワンコイン・オートチャージ」なども用意している。
「IDEOS」は、「携帯電話よりも安いスマートフォン」をコンセプトに、契約なしの2万6800円の価格帯で販売。同時にNTTドコモの携帯網で利用できるデータ通信SIMを月額2128円で提供している。

スマートフォンとしては安い価格設定になっている上、通話の基本料金や料金もなかなかお得な設定で、スマートフォンからはあまり電話しないがちょっと話せたほうが良い、という人にはリーズナブルでしょうね。
ビーモバイルの300Kのsimは、私も試してみたことがありますが、サクサクと高速で、というわけには行かないものの、ちょっとメールを見たり軽くサイトを閲覧する程度であれば、意外と使えて、データ通信が月額2000円ちょっとの定額というお得さを考えると、検討してみる価値はあります。
サービスの内容をよく理解し、コストパフォーマンスを求めるのであれば、なかなか使えるものと言えるでしょう。

2011年01月23日のツイート

お墓を持たずにネットでお参り 「ネット墓地」に対するユーザーの意外な反応

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110123-00000002-sh_mon-bus_all

「ネット墓地」を始めたのは東京・巣鴨にある功徳院・すがも平和霊苑内。同寺は墓前に設置されたテレビ画面に戒名や故人の写真を映しだしてお参りすることができる電脳墓〜翔天〜も考案している。また、方等院(愛知県名古屋)には実際にあるお墓をネット上でお参りしたり、葬儀や法事にパソコンを通じて参加できるサービスがある。

生前はそれなりに有名で影響力もあったような人でも、死ねば、徐々に人々の印象から消えて行き、立派な墓を作っても墓守をする人もいずれはいなくなって、という経過をたどりやすいでしょうね。死後に、墓を含め「物」は残さず、残すのであれば、ネット上で見られるデータとして残しておくというのも良い方法でしょう。
例えば不特定多数には一定の範囲内で生前の活動振り等がわかるようにしておき、より深い情報については、ログインして見られるようにしておく、といったことにしておけば、故人を覚えていてしのびたいと思う人がいる限り、そういった情報で故人をしのぶことができます。生前に、そういったページを整理しておいて、死後も、希望する期間、予めお金を払っておいてページが存続するようにしておけば便利でははないかと思います。
そのようなサービスが始まれば、私はおそらく利用するでしょう。

英BBCが日本人視聴者に謝罪、二重被爆者

http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2782979/6714752

番組でフライ氏は「この男性は世界で最も運が悪い人、あるいは見方によっては世界で最も運が良い人です」と話すと、コメディアンのアラン・デイヴィス(Alan Davies)氏が「爆弾が頭の上に落ちたけど跳ね返ったってこと?」と述べ、その後「彼は2度とその列車には乗らなかっただろうね」とも話した。
さらに別のコメディアン、ロブ・ブライドン(Rob Brydon)氏も「コップに水が半分しか入っていないか、半分も入っているか、だね。まぁ放射能だから、どっちにしても飲めないんだけど」と述べた。

このニュースに接した当初は、なんてひどい話だ、と怒りを覚えるだけだったのですが、上記の場面を一通り訳出したものをネットで読んでみたり、いろいろな人の意見を読んでいるうちに、英国人のユーモアのセンスが、日本に住んでいる我々とはかなり異なっているのではないかという気がしてきました。
ただ、カルチャーとかユーモアのセンスの違い、仲間内だけの笑い、ということであっても、そうであるからこそ、異なるカルチャーや考え方といったことへの配慮や思いやり、といったことも、世界中で注目されているBBCであればなおさら、必要であったのではないかということも感じました。
この問題の背景には、原爆の甚大な惨禍ということについて、諸外国では、まだまだ知られていないということがあるのではないかと思われますし、放射能の影響というものが、いかに深刻で、影響を受けた人の人生を暗転させるかということについての知識、理解が乏しいということもあるのではないかとも思われます。
ツイッターでもちょっとコメントしましたが、英国にはBBC、日本にはNHKという、巨大な公共放送がありますから、ここは協力し、広島、長崎への原爆投下のプロセスやその後の世界へ与えた影響等について、冷静に描き出すドキュメンタリーを制作してもらいたいと思います。「核なき世界」を目指す上で、有益なものとなるでしょう。