山本五十六

山本五十六 (人物叢書)

山本五十六 (人物叢書)

連合艦隊司令長官としてあまりにも有名な山本五十六の評伝で、昨年から、ぽつりぽつりと読んでいたのですが、最近、読み終えました。
読み終えて、戦後にかなり広まり今でも根強い「陸軍悪玉・海軍善玉論」の中で山本五十六を悲劇のヒーロー視する風潮に、史実に基づき冷静に見直しを迫るものであることと、艦隊決戦思想の呪縛から逃れられなかった海軍、ということが特に印象に残りました。
現在、NHKでドラマとして放映中の坂の上の雲でも、今後、取り上げられるように、日本海海戦で海軍はパーフェクトに近い勝利をおさめます。しかし、その成功体験から、米国との間においても艦隊決戦により最終的には勝利を目指すという考え方を長く引きずってしまい、山本五十六自身も、先見性を持ちつつ実際は不徹底な作戦指揮に終始してしまったという点への指摘、批判は、今にも通じるものがあるように感じられました。

2011年01月20日のツイート

Facebook創業者、マーク・ザッカーバーグってどんな人?(前編)(後編)

http://japan.cnet.com/news/business/20425197/
http://japan.cnet.com/news/business/20425197/2/
http://japan.cnet.com/news/business/20425198/
http://japan.cnet.com/news/business/20425198/2/

Zuckerberg氏の話を美化するつもりはないが、ビジネスやさまざまな活動ではBill Gates氏並みの器を見せながらも、普段は気取らずに等身大であり、普通の若者といった姿が、まさに時代のニューリーダーなのだろう。

さらっと読めて参考になる記事ですが、映画で描かれたザッカーバーグのキャラクターはおもしろく、刺激的ではあったものの、フィクションとノンフィクションの部分は切り分けて考えたほうが良さそうですね。
映画では、草創期のフェイスブックのオフィスが描かれていて、私が、まだ表参道にあった当時のヤフーに入った当時(2000年)の、ベンチャーらしい活気ある雰囲気と、どこか似ていて、懐かしさを感じました。
今朝、アマゾンで注文した

facebook

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フェイスブック 若き天才の野望 (5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた)

フェイスブック 若き天才の野望 (5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた)

が届いたので、これから読んでみるところです。読んでみるのが楽しみです。

SIMなんて、SIMなんて

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/config/20110121_421572.html

渡航前に見つけたのがドコモの「海外プラスナンバー」というサービスだ。このサービスを申し込むと、韓国の電話番号を1つ割り当てられ、現地では、自番号でのローミング発着信に加えて、韓国内電話番号での発着信ができるようになる。つまり、1つの携帯端末に2つの電話番号が割り当てられ、両方が利用できるわけだ。
この料金が実にリーズナブルだ。月額使用料300円で手数料はゼロ、月内での途中契約、解約は日割り計算となる。韓国内電話からの着信は無料で、発信の場合は韓国へローミング利用時50円/分が20円/分に、日本への発信ローミング利用時125円/分が60円/分となる。

もし、その番号を維持したければずっと月額300円を支払い続ければいい。年に何度か韓国を訪れるなら、同じ電話番号を維持できる料金としての月額300円は、そんなに高くないと思う。

この記事で初めて知りましたが、このサービスは便利ですね。現地でSIMカードを買えば安く済みますが、どのサービスにしようか戸惑う上、継続的に特定の番号を使いたいという需要には応えにくい面があり、その意味で、上記の記事のようなサービスが広がればかなり便利になると思います。仕事や韓国などで、その国に、継続して年に数回以上行くなら、番号を維持しておくメリットもあるでしょう。
国際ローミングが普及し、海外にいても日本で使っている番号で受発信できるのは便利ですが、まだまだ通話料が高く、さらなるサービス改善を求めたいという気がします。

パソコン事業、レノボと提携交渉=共同出資で新会社―NEC

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110121-00000028-jij-bus_all

NECは国内シェア首位のパソコンメーカーだが、厳しい価格競争のため収益が伸び悩んでおり、レノボとの提携で競争力を高める考え。提携後もNECブランドで販売する方向だ。
NECは2009年までに海外のパソコン市場から撤退し、国内市場に専念。設計や製造を海外企業に委託する機種を増やしてコストを削減しているが、生産規模の大きいメーカーに比べて不利な状況にある。

私も、以前は、高機能のPCや最新のOSなどに魅力を感じ、無理をしてでも高価なものを買っていたことがありましたが、PCの機能が全体的にレベルアップし、しかも安価になってきたことや、タブレットとかスマートフォンなどを、用とや場面に応じて使い分けるようにもなって、PCに思い入れはなくなってきて、安価で使いやすくサクサクと動けば良いと思うようになっています。そういう人は多いと思われ、そういう人を相手にPCを売っても利益の上がるビジネスは難しいでしょう。
そういう意味で、今後のNECがどうなって行くのか、注目されます。