花嫁姿見せた3日後篠原涼子の父死去

http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20100820-668076.html

篠原夫妻は14日に実家のある同市内で双方の親族約50人を招いて食事会を行った。05年に婚姻届を提出後、挙式、披露宴を行っていなかった夫妻が、肝臓を患い、入院していた闘病中の勝雄さんに「(篠原の)ウエディングドレス姿を見せたい」と企画。関係者によると、篠原は桂由美さんがデザインしたドレスを披露し、勝雄さんは感激で涙ぐんでいたという。勝雄さんの体調は悪く、食事会も途中で退席していた。
篠原は2歳の時に母親を病気で亡くし、勝雄さんに男手ひとつで育てられた。3人きょうだいの末っ子で、ひときわかわいがられたという。たっての希望でウエディングドレス姿を見せ、その3日後に勝雄さんは息を引き取ったことになる。

人生は一度しかなく、すべての人生に終わりがあるわけですが、男手ひとつで育てた娘の花嫁姿を最後に見ることができ、心おきなく人生を終えられたのではないでしょうか。最後に大きな親孝行ができて、篠原夫妻にとっても有意義な一時ではなかったかと思います。しみじみとしたものを感じさせる記事でした。

2010年08月20日のツイート

乱立するスマートフォンプラットフォーム Androidが勝ち続けるための課題

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20100809/351100/

Androidが将来にわたって成長ペースを維持するためには断片化問題は避けて通れない。断片化問題とは、同じOSの異なるバージョンが市場に併存し、アプリケーションの互換性の対応が不十分になることを指す。例えばAndroid 1.5に対応しているアプリがAndroid 2.1と互換性があるとは限らない。そのため開発者にとって、アプリ製作にかかる時間的・経済的コストの負担が重くなっている。
英調査会社のIMSリサーチは、この断片化問題の主因はAndroidが採用しているApacheライセンスだと指摘する。同ライセンスは著作権表示さえ順守すればソースコードを公開することなく無保証・自己責任の下でソースコードを改変できる。また、頒布先のライセンシーに対してAndroidの修正を反映することを義務付けていない。このような自由度の高さから、ライセンシーは意欲的にプログラムを改変しようとする。同時に、派生的(2次的)著作物が広がり、それが断片化につながってしまう。

この問題は確かにあって、アンドロイド1・6のエクスペリアで使えるアプリが、アンドロイド2・1で、最新の2・2へ移行しつつあるHTCdesireでは使えず、desireユーザーの私は、時々、不便な思いをしています。
制限を強めればユーザーの利便性が高まる反面、開発の自由が制約され活力を削ぐことにもなりかねず、難しい問題ですが、断片化問題を克服しないと、アンドロイドがバージョンアップすればするほどアプリが使えなくなり不便、という、本末転倒的な事態が頻発しかねませんから、対策は急務でしょう。

図書館HP閲覧不能、サイバー攻撃の容疑者逮捕、だが…

http://www.asahi.com/national/update/0820/NGY201008200021.html
http://www.asahi.com/national/update/0820/NGY201008200021_01.html

この問題は同県岡崎市立図書館で起きた。ソフトには、蔵書データを呼び出すたびに電算処理が継続中の状態になり、電話の通話後に受話器を上げたままのような状態になる不具合があった。一定の時間がたつと強制的に切断されるが、同図書館では10分間にアクセスが約1千件を超えると、ホームページの閲覧ができなくなり、大量アクセスを受けたように見えたという。
男性はソフトウエア技術者で、岡崎市立図書館から年に約100冊借りていた。図書館のホームページは使い勝手が悪く、新着図書の情報を毎日集めるプログラムを作り、3月から使い始めた。

捜査が不十分なまま、身柄を引き急いだということでしょうね。当初、被疑者を取り調べた時点で、業務を妨害するような動機が何ら見当たらず、上記の記事にあるような意図でプログラムを走らせていたことはわかったはずですから、逮捕は見合わせ、まずは在宅で事情を聞いて、図書館側のソフトの問題をきちんと検証する必要があったと言えるでしょう。
そういった捜査を並行して進めることで、自ずと、業務妨害という犯罪性のある事象とは異質なものであるということが判明したはずで、無駄な身柄事件にせず、在宅で検察庁に事件を送り、せいぜい嫌疑不十分程度で事件は処理できたはずです。
事件というものは、このようにして、思い込みとか捜査機関の暴走とかで作り上げられて行く場合がある、という恐ろしさを改めて感じさせるものがありますが、これを教訓として、捜査機関は、この種犯罪に対し、より慎重に臨む必要があるということも言えると思います。