iPhone4

http://www.apple.com/jp/iphone/features.html

アップルのサイトで紹介されていますね。
マルチタスク機能は、既に搭載が予想されていましたから、予想通りということになりますが、

ビデオ通話が、いよいよ登場です。画面をタップするだけで、出張先から自宅にいる子どもたちに手を振ったり、国境を越えて笑顔をかわしたり、仲のいい友だちがあなたの話で大笑いするのを見たり。Wi-Fiネットワークを経由したiPhone 4同士でのビデオ通話は、特別な設定もソフトウェアも一切不要1。箱から出したら、すぐに使えます。

といった機能もかなり便利そうです。iPhone相互のビデオ通話が、wifi環境が整備される中、広まるかもしれません。
カメラ機能も、

LEDフラッシュのついた新しい5メガピクセルカメラで、より美しく、より精細な写真を撮ることができるようになりました。先進的な背面イルミネーションセンサーも内蔵しているので、十分な明るさがない場所で撮った写真も抜群の仕上がりです。

といったレベルに機能が増強されていて、従来はやや貧弱さが感じられていたものが、何とかデジカメ代わりに使えるレベルにほぼ到達したのではないかという印象を受けます。
これは、是非とも手に入れて使ってみたい、と思いました。

2010年06月07日のツイート

シンポジウム「柔道事故と脳損傷」(全国柔道事故被害者の会・6月13日午後)

http://judojiko.net/symposium/33.html

先日、

http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20100511#1273584466

でコメントした会の主催で、6月13日午後、上記のシンポジウムが行われます。関係者の話では、各方面からかなり注目が集まっているようで、私も参加予定です。
この問題に関心を持つ方々は、ふるってご参加ください。

日本刑法学会第88回大会(東北大学)

6月5日、6日に開催されましたが、私は、南紀白浜のシンポジウムに参加し、土曜日午後には講義もあった関係で、6日だけの参加になりました。
6日午前の研究報告の中では、「過失共同正犯について」「被告人の弁護権侵害と証拠排除」に、特に興味を感じましたが、実務の指針になるようなものを得るまでには至らず、今後の課題となりました。
午後のワークショップでは、「裁判員裁判と報道」をのぞいてみて、報道、特に捜査機関側の情報に依存した報道が裁判員に強く影響を及ぼす危険性等について、改めて考える機会を得て勉強になりました。
1日だけの参加ではありましたが、自分にとっては良い刺激になり、忙しい中、無理して行った甲斐があったと思いました。

共犯者が住居に侵入した後、強盗に着手する前に現場から離脱した場合において共謀関係の解消が否定された事例

最高裁第三小法廷平成21年6月30日決定ですが、判例時報2072号152頁以下に掲載されていました。
判例時報のコメントでも紹介されているように、こういった「離脱」が認められるかどうかについては、実行の着手前であれば、因果性を解消すること(離脱の表明、他の共犯者の了承等)で離脱が認められやすい一方、着手後については、因果性の解消についてかなり厳格に見られ単なる離脱の表明、他の共犯者の了承程度では離脱と評価されない傾向にあります。
本件の特徴は、形式的には強盗に着手する前の離脱であるものの、住居侵入という、共謀した一連の犯罪の一部が既に着手されているという点にあり、事案の具体的内容に即し実質的に「着手後の離脱」として見ている点が、今後の同種・類似事例の処理にあたり参考になりそうです。
司法試験受験生にとっても、今後、択一、論文問題のネタになりそうで、要注意でしょう。