5千円札偽造・行使、風俗店員に有罪判決

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100312-00000989-yom-soci

勤務先のカラーコピー機で偽5千円札を造り、2009年1月、愛知県安城市内のコンビニ店で使ったとして、通貨偽造・同行使罪などに問われた

判決後、裁判員経験者の男女計6人と補充裁判員を経験した女性1人が記者会見した。東京都内の大学に通う男子学生(21)は「(評議の際には)裁判官がチョコレートを持ってきてくれるなど話しやすい雰囲気を作ってくれた」と感想を述べた。

通貨偽造関係の犯罪は、法定刑が重いものの、上記のようなちょっとした出来心による偶発的な犯行もあって、裁判員裁判の対象にするべきなのかという、素朴な疑問は感じます。今後、見直しも必要になるでしょう。
私が裁判所へ行ってもらうのは、控訴棄却の判決とか、そういう類のものが多いですが、チョコレートがもらえる裁判員がうらやましいですね(笑)。

故大平元首相を偲び700人

http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100312/stt1003122335010-n1.htm

大平正芳元首相の生誕100周年を祝うパーティーが12日夜、東京・丸の内の東京会館で開かれ

大平元首相については、以前、

「権力の病室―大平総理最期の14日間」
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20070430#1177903640

とコメントしたことがあります。
今なおこうしたパーティーが開かれていることに、元首相を慕う人々が少なくないことがうかがわれますが、その信念や政治力だけでなく、「明日枯れる花にも水をやる心を大事にしたい」と語っていた人格、人間性といったものにも、学ぶところは多いのではないかと思います。