新銀行融資の企業グループ、大手銀行は粉飾見破る

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081103-00000040-yom-soci

大手銀行は、グループ全社に対する支援の打ち切りを決め、資金の返済を要求。

結局、大手銀行は翌07年3月ごろまでに、約1億円の資金を回収したほか、債権を処分し、同グループとの関係を絶ったという。

「大手銀行」が万全の体制を整えている、とは思いませんが、バブルやその崩壊の過程で、相当痛い目に遭っているということもあって、物事を慎重に進めるという点では、一日の長があったということでしょう。
そういう中で、まず融資ありき、という新銀行東京が出現してしまえば、魑魅魍魎が群がるのは必然であり、そもそも、こういうものを作ってしまった人(特に石原東京都知事)の責任というものを不問に付すわけには行かないというのが、多くの都民、国民の心情ではないかと思います。

小室哲哉氏 詐欺容疑で逮捕へ 著作権譲渡と5億円

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081104-00000005-maip-soci

小室プロデューサーは06年8月7日、日本音楽著作権協会に自分名義で登録している全楽曲806曲の著作権を10億円で譲渡する内容の仮契約を男性と結んだ。その後「離婚した妻が著作権使用料を差し押さえているので、解除のために先に5億円を支払ってほしい」と要請。男性は同月29日までに計5億円を振り込んだ。
ところが、仮契約段階で、著作権は楽曲を管理する音楽出版社に既に譲渡されており小室プロデューサーに権利がなかったことが判明。しかし返金に応じなかったため、男性は今年2月、逸失利益を含め6億円の損害賠償を求めて提訴した。プロデューサー側が全額を支払うことで和解が成立したが、期限の9月末までに支払われず、男性側は地検に刑事告訴した。

「仮契約段階で、著作権は楽曲を管理する音楽出版社に既に譲渡されており小室プロデューサーに権利がなかったことが判明。」というのが、詐欺として立件され被疑者の逮捕にまで至ろうとしているポイントのようですね。
真相は今後の捜査で解明してもらうしかありませんが、小室氏がかなり経済的に追い込まれていたのは事実のようで(そうでなければこのようなトラブル自体が起きないでしょう)、かつての栄光の日々を知る者としては、その転落を目の当たりにして複雑な気持ちを抱かざるをえません。
人生、調子が良い時ばかりではなく、物事がうまく運んでいるように感じられるときこそ、今後の下り坂というものを想定し備えておかなければならない、ということでしょう。しかし、それは口で言うのは簡単でも実際はなかなか難しいことではあります。

アルプスで発見された「アイスマン」は絶滅種族、英研究者が論文発表

http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200811011546

ボツネタ経由で知りました。

アイスマン」のミトコンドリアハプログループはK1に属するものの、現生人類の3つあるハプログループKのどの分枝(サブクラスター)にも属しておらず、「アイスマン」の種族は現代に至るまでに絶滅したという事実を突き止めることに成功した。

昨日、コメントした

死体が語る歴史

死体が語る歴史

でも、この「アイスマン(エッツィ)」が取り上げられていて、興味を感じつつ読んだところでした。

5000年前の男―解明された凍結ミイラの謎

5000年前の男―解明された凍結ミイラの謎

が最初に出たのは(日本語版)1994年でしたが、その後、かなり調査が進んできているという印象を受けます。
他者との闘争の跡であるかのような外傷があったり、調べれば調べるほど謎が深まる面があり、上記の記事にあるようなDNA解析の結果も、所属していた種族、集団がどこから来てどこへ行ってしまったのだろうか、という謎を深めるように思います。
これ以上解明するのが難しい、という状態になったら、それまでの調査結果を集大成した本を、是非出してもらいたいものです。

札幌市中心部で初雪 平年より8日遅く

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008110401000124.html

午前7時20分現在の気温は2・3度。道内各地でも冷え込み、道東の標茶町では午前6時に氷点下3・9度を記録した。

先週末に札幌へ出張し、今週末にも、再び札幌へ出張する予定ですが、寒くなってきているようなので、着て行くものに注意しないと、飛行機を降りた途端に震え上がることになりかねないですね。
時間があれば、札幌でおいしいものでも食べてのんびりしたいところですが、そのような余裕はどこにもないので、道端のラーメン屋でラーメンを食べるくらいが精一杯です。

「いい生活」社員にインサイダー容疑、課徴金2千万勧告へ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081103-00000041-yom-soci

関係者によると、社員は昨年秋、同社が受注延期などで売上高や利益などの業績予想を下方修正するとの内部情報を入手。同社が公表すると株価が下落すると考え、同年10月29日の公表前に損失回避のため所有していた株を売り抜けたり、株を保有せずに売り注文を出す信用取引空売りをしたりして、利益を上げた疑いが持たれている。
社員は大手証券会社に勤務した経験があり、監視委の任意の調べに対し、不正を認めているという。

同社は06年2月に東証マザーズに上場。ヤフーと不動産情報データベースについて業務提携するなどして業績がアップ、上場直後の株価は70万円前後の高値をつけたが、06年末には20万円前後に下落した。現在は3万円台で推移している。

私の知人で、この会社に転職した人がいましたが、上記の記事にあるように株価が暴落しているということは、記事を読むまで知りませんでした。この種の新興企業(IT関係が多い傾向がありますが)では、所属する役員、社員が自社株を保有し、株価が上がれば潤う、下がれば潤わない、ということで一喜一憂しがちな面があり、こういったインサイダー取引が起きてしまいがちな面が強くあるように思います。それだけに、証券取引等監視委員会としても、この種の新興企業の株価動向と、株式取引の状況について、連動させつつ注視していて、それがこういった摘発へとつながっているものと思われます。
最近の株価暴落(反転しつつあるようですが)の中、こういった摘発、立件は、今後、増えるのではないかと予想されます

INSPIRON Mini 9をチェック

http://www.watch.impress.co.jp/msn-dell/review/081027/

小型軽量なだけでなく高級感のあるボディや衝撃に強いパーツの採用で、外に持ち出して使いたい真のモバイルツールに進化した新しいミニノートと言えるだろう。

べたほめ、という感じの記事ですが、私自身、使っていて特に不満はなく、紙の資料をできるだけ持ち歩かずに済むためにも役立つので、今後、当面、重宝しながら使うということになると思います。
ネットで見たり店頭へ行ったりすると、いろいろなミニノートが並んでいて目移りしますが、フラッシュメモリを搭載している点でINSPIRON Mini 9はユニークと言え、使ってみると、確かにサクサクとした使用感があって一定の成功をおさめているのではないか、という印象を受けています。