ミャンマー最高実力者、末娘の豪華挙式ビデオ流出

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20061103id25.htm

ビデオは3種類あり、今年7月3日にヤンゴンで開かれた挙式と披露宴の様子を音楽とともに収録。約10分のビデオがインターネットの動画投稿サイト「YouTube(ユーチューブ)」に流出した。参加者が撮影したものとみられるが、流出の経緯は不明。

最近、本ブログでYouTube絡みの話題が多いような気がしますが、軍事独裁国家の内幕を暴くために、YouTubeが大きな役割を果たした、と言えるでしょう。権力者の良くない行状が簡単に不特定多数に公開されてしまうということが、抑止にもつながると言えるでしょう。

和歌山知事が辞職願 官製談合 『県政混乱』で引責

http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20061103/mng_____sya_____009.shtml

「県政を非常に混乱させていることの責任を取る」と辞意を表明。「一身上の都合」とする辞職願を県議会議長に提出した。 

こういう事態が生じた場合、上記のような理由は、あくまで表向きのもので、実際の理由は別のところにある、という場合があります。
その中で、大きなものは、
1 現職のまま逮捕されるのは避けたいという気持ち
2 辞職することにより、自らへの責任追及をかわす方向へ持って行きたいという願望の現れ、材料作り
といったものでしょう。
自らと共犯関係に立つのではないか、と疑われ、徹底的に追及されている被疑者の供述状況に関する情報は、弁護人経由で、かなり迅速に入ってくるものです。何とか乗り切れそうだ、と思えば、辞める必要はない、という方向へ振れますが、もう駄目だ、危ない、ということになると、上記1,2のような気持ちが起きてきます。
最後の最後まで、証拠関係が弱いのでは、あわよくば、という気持ちが働いて、特に、2に賭けたいという、一種の「最後のあがき」が行われることも多いようです。そういった場合に、「大物ヤメ検」が暗躍することもありますが、検察庁、特捜としても、証拠を積み上げてきて、行ける、という状態になれば、大物ヤメ検が何を言おうがどう動こうが、やるものはやりますから、期待はずれに終わってしまう(大金だけとられて)ということも起きる場合があります。
福島に続いて、和歌山の件が、どこまで事件として伸びて行くのか、注目されるところです。

和歌山談合:逮捕の元出納長ら「知事、構図を認識」と供述
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20061104k0000m040126000c.html

マレーシアは警察国家ではない:警察庁長官

http://www.nangoku.com.my/business/area_guests/eachar.asp?id=27928

同長官は、「前首相が主張するような警察国家としての空気を生み出してはいない。私は今年警察庁長官に就任して以降、警察に対する不満や苦情に関して弁護士会や非政府組織などさまざまな団体との多数の航海討論の場を持ってきた。(警察国家警察庁長官がそんなことをするだろうか)」とも強調した。

いろいろな団体と対話しているから警察国家ではない、とは言えないでしょうね。「我が国は警察国家である」と名乗る警察庁長官はいないのではないか、と思います。
警察国家とは、「警察権力をもって国民生活のすみずみまで監視・統制する国家体制」を言う、と辞書では説明されていますが、警察国家になってしまえば、ある意味終わりであり(言論の自由も封殺され自由を取り戻すことは極めて困難でしょう)、そうならないためにどうすべきか、ということが重要ではないかと思います。

坂本弁護士一家の命日、都子さんの両親が慰霊碑に献花

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061104i212.htm?from=main2

事件発生が平成元年(1989年)11月4日のことですから、既に17年、月日が過ぎるのは早いものです。事件がなければ、坂本弁護士は弁護士として活躍し、都子さんも龍彦ちゃんも、将来に希望を抱きつつ人生を送っていたことでしょう。龍彦ちゃんは、当時、1歳だったということですから、生きていれば高校生ということになります。痛ましい限りです。
かつて、坂本弁護士一家殺害事件の捜査陣の片隅に身を置いていた者として、様々な感慨を覚えずにはいられません。ご冥福を心よりお祈りしたいと思います。

元投資ジャーナル会長、放火未遂で逮捕

http://www.sankei.co.jp/news/061104/sha017.htm

容疑者は、仕手集団を率いてかつて「兜町の風雲児」と呼ばれたが、投資家から約18億円を詐取したなどとして詐欺罪に問われ懲役6年の判決が確定、服役していた。

知らない人が多くなっていると思いますが、独特の容貌(布袋様にひげがぼうぼうとはえているような感じ)、人気絶頂アイドルとの関係が取りざたされるなど、当時はかなり話題になった人物ですね。死亡説も流れていましたが、生きていたことも、このような事件を起こしたことも、意外と言うしかありません。正に波瀾万丈の人生という印象を受けます。