「mixi疲れ」を心理学から考える


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060721-00000069-zdn_n-sci

つまり「コメント欲しさに日記を書く」→「コメントが付いて嬉しくなる」→「コメントをくれた人の日記にもコメントを返す」→「自分の日記へのコメントが途絶えると、コメント欲しさに新たに日記を書く」──というサイクルが際限なく続くのが“mixi日記中毒”の正体と言える。

見知らぬ多数のマイミクと親しく振る舞おうとする努力は、飲食店店員の笑顔のようなものという。当初は、少ない客に対して心からの笑顔を見せていた店員も、客が増えて忙しくなるにつれ、笑顔が義務化し、笑顔を作ることに疲れ、ストレスをためてしまう。関係が薄いマイミクにあしあとを付け、コメントを付けては疲れるという“mixi疲れ”の症状も同じ構造だ。

mixiをコミュニケーションツールとして気持ちよく使うためには、依存からの脱却は不可欠だ。米国で9000万ユーザーを集めるSNSMySpace」では、SNS依存についての議論が始まっているという。日本でも、真剣に考えるべき時が来ているのかもしれない。

私の場合、mixiは、ブログの片手間にほんの少しやっている程度ですが、確かに、上記のような状態に陥っているのではないか、と思われる人もいますね。
自分のスタンスを決めて、その範囲内で適度に楽しむ、ということが必要だと思います。疲れたら、少し、インターネットから距離を置いてみる、ということも、場合によっては必要でしょう。

「欄干に座らせ押した」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060722-00000301-yom-soci&kz=soci

能代署捜査本部は、衝動的な犯行との見方をさらに強め

この種の事件では、まず、計画的な犯行ではないか、という観点から、徹底した証拠収集に努め、被疑者の取り調べも慎重に行い、最終的に、計画性の有無について結論を出すものです。結論として、計画的ではなく衝動的な犯行である、ということになる場合も、もちろんありますが、結論の出し方が拙速に過ぎれば、重大な誤りを犯してしまう恐れが出てきます。
秋田県警が、誤りの上塗りをしていなければ良いが、と危惧されます。

「司法の病巣」

司法の病巣

司法の病巣

産経新聞司法問題取材班によるもので、2002年に出版された当時、早速、購入して読んでみました。やや悲観的な書きぶりですが、興味深く読んだ記憶があります。最近、たまった書籍を整理していたところ、出てきたので、ざっと読み返してみましたが、内容は今にも通じるもので、古くなった、という感じではありませんでした。
今回は、司法修習生、司法試験受験生、法科大学院生、法学部生限定で、ご希望の方に、無料で差し上げますから(1冊しかないので先着1名)、ご希望の方は、本ブログのプロフィール記載のメールアドレスまで、お名前(本名でなくても結構ですが書籍が郵送で届くもの)、上記のいずれに該当するか、郵送先のご住所を記載の上、応募してください。
なお、以前、本ブログを通じて書籍贈呈を受けた方、上記の「贈る言葉」を希望された方は対象外とさせていただきます。

「刑事裁判ものがたり」(渡部保夫)

刑事裁判ものがたり

刑事裁判ものがたり

元裁判官で、最高裁調査官経験もある渡部保夫氏の著書で、昭和62年に出版されました。私は、当時、司法修習生で、すぐに買い求めて読んだ記憶があります。今、読み返してみると、随所に線を引いていて、かなり一生懸命読んだことが思い出されました。
本の「あとがき」の末尾に、自分で、「昭和62年10月7日 原田香留夫弁護士の講義(テーマ「再審」)で本書が推薦された」と書き込んでいて、広島県呉市で弁護士をされていた原田先生(冤罪事件の弁護で著名)による司法修習生対象の講義で、本書が紹介されたことが改めて思い出されました。
事実認定を考える上では、かなり参考になる1冊であり、興味がある方は読んでみる価値があると思います。

法律家をめざす君に「贈ることば」

法律家をめざす君に「贈ることば」

法律家をめざす君に「贈ることば」

受験新報に掲載された、著名な法律家等による巻頭言をまとめたものです。出版は昭和62年ですが、勉強方法などについて、懇切丁寧にアドバイスされていて、古さを感じさせません。法曹を目指している人にとっては、参考になると思います。
これについても、司法修習生、司法試験受験生、法科大学院生、法学部生限定で、ご希望の方に、無料で差し上げますから(これも1冊しかないので先着1名)、ご希望の方は、本ブログのプロフィール記載のメールアドレスまで、お名前(本名でなくても結構ですが書籍が郵送で届くもの)、上記のいずれに該当するか、郵送先のご住所を記載の上、応募してください。
なお、以前、本ブログを通じて書籍贈呈を受けた方、下記の「司法の病巣」をご希望の方は対象外とさせていただきます。

追記:

希望者がありましたから、応募受付を終了します。