伊藤忠がビッグモーターの買収を検討 大手商社には魅力的な全国ネットの中古車事業 買収の可否は兼重家の排除

伊藤忠がビッグモーターの買収を検討 大手商社には魅力的な全国ネットの中古車事業 買収の可否は兼重家の排除(日刊自動車新聞) - Yahoo!ニュース

ビッグモーターは全国に約250の店舗網、130超の工場網を持つ。高給だったことで日本人の整備士を多く抱えていることも、買収側にとっては大きな魅力となっている。これらの資産や機能を買収することで、伊藤忠グループは短期間で自動車に関する経営基盤を大幅に強化できる。

日本の自動車市場では今後、電気自動車(EV)の急速な普及が進むことが予測される。今回の買収により中古車市場である程度の支配力を持つことができれば、将来的には電池のリサイクルや、電池を活用した再生可能エネルギーの調整関連事業など、新たなビジネスの展開が可能になる。ある意味、巨大な資本力を持つ商社としては、チャレンジするテーマが多い宝の山と捉えたといえる。

これだけの店舗、工場、整備士等を新たに確保しようとすれば膨大な費用、労力、時間がかかるでしょうから、それを一挙に入手できる買収は、素人である私が考えても大きな魅力がありますね。

自動車は、我々の日常生活にとって不可欠なもので、それについて便利で良質なサービスが提供されることは、単に一企業が儲かるという話ではなく大きな社会的意義があることです。

うまくソフトランディングする方向で話が進んでほしいものです。