首相、同性婚に否定的な考え 「社会が変わってしまう」

首相、同性婚に否定的な考え 「社会が変わってしまう」(共同通信) - Yahoo!ニュース

同性カップルに結婚の自由を認めようとしない理由について「家族観や価値観社会が変わってしまう課題だ」と強調した。

家族、夫婦のあり方、価値観が多様化し、同性婚を法的にも認めてほしいという要請は強くなっています。諸外国でも、特に先進諸国では認める流れが大勢でもあります。

法的に是認、保護するから、家族観や価値観、社会が変わるのではなく、変わりゆくものに対して、法が対応すべきかどうかという問題でしょう。同性婚を法的に認めて保護しないと、相続など様々な点で不都合が生じてしまうことは指摘されてきています。そういう問題性は夫婦別姓についても同様です。

多様化する社会では、従来の制度、価値観に沿って生きることもできれば、新しい流れに沿って生きることもでき、両者は共存できますし共存すべきです。前者をもって後者を封殺しようとするのは、自由で民主的な社会であるはずの日本の在り方とは相入れないものでしょう。私はそう確信します。