「Pixel Watch」と「Apple Watch」のスペックを比較 機能面で大きな差があり - ITmedia Mobile
Pixel Watchの計画自体は2016年には存在していたとのことで、実に6年越しのリリースとなっています。
そんなPixel WatchとApple Watchですが、機能面ではかなりの差がついています。
Pixel Watchは国内のWear OS端末としては初めてSuicaに対応します。ただし定期券は利用できず、FeliCaを搭載しているもののSuica以外にも非対応。このあたりもApple Payから大きく見劣りする部分です。
Apple watchも、出た当初は、今に比べるとかなり見劣りするもので、電子マネーは使えませんでしたし、私は買うのを見合わせました。私がApple watchを初めて買ったのは、第3世代くらいからだったと思います。記憶では、1年で買い替え、第4世代から第6世代へ移行し、今回、Ultraへ移行しました。
Apple watchも、徐々に熟成へと進化していて、ローマは1日して成らずと言いますが、こういう製品は、市場に出して時間をかけながらより良いものにしていく必要があります。その意味で、Pixel WatchがApple watchとがっぷりと対抗しようとするのであれば、もっと早くに出しておくべきであったと思います。
ただ、そういう路線ではなく、Androidユーザー向けに、Apple watchより安くて、機能に制約はあるがよく使うものは一通り付いていて手軽で便利、という路線であれば、まだまだ伸ばせる余地はあると思います。むしろ、そういう路線で裾野を広く捉えたほうが、後発としては良いように思います。