さびだらけ…各地に放置SL 後世に価値どう伝える

さびだらけ…各地に放置SL 後世に価値どう伝える(産経新聞) - Yahoo!ニュース

SLの現役引退が始まった1970年代、巻き起こったSLブームにあやかろうと、町のシンボルとして自治体などが当時の国鉄から貸与を受けたが、それから半世紀が経過。財政難で維持費用が削られたり、車両のメンテナンスをする人が高齢化したりと状況は厳しさを増している。

私が子供だった昭和40年代、50年代頃は、SLへの人々の熱意がかなり高く、当時の国鉄から貰い受けて町の公園に展示する、といったことが各地で行われていたことが思い出されます。日本を牽引してきたシンボル、といった意識が強かったように思います。

しかし、時が経過し、SLへの憧憬のようなものも、かつてよりはかなり薄れ、維持費の高さもあって記事にあるような状態になっている、それは、私自身も、場所は忘れましたが、ボロボロになった展示SLを目撃して心が痛んだ記憶があって、感じられるものがあります。

貴重な歴史遺産であり、できるだけ、保存、維持できるところを探して、どうしても保存できない場合は、写真、データとして残しておく、そういう整理の時代に来ているのだろうと思います。