「両利きの経営」

 

両利きの経営
 

参加しているビジネス書読書会の、3月の課題図書に指定されていたので、通読しました。中身が濃くて、結構、読むのに骨が折れましたが、何とか頑張って通読した感じです。

両利きとは、ビジネスで、既存のものを深化させつつ新たなものを探索することで、深化と探索をともに進める必要性や難しさが、様々な具体例が紹介されつつ本書では説かれています。私自身は弁護士で、こういった本格的なビジネスの現場に身を置いたことはありませんが、弁護士業にあっても、既存のものだけにとどまっていては競合者が増えて仕事や利益の確保が難しくなることもあり、弁護士業なりに、深化と探索は常に行うべき側面があります。そういうことも考えながら、じっくりと読んで学ぶことができました。

こういう手法、技法は、今後も普遍的に必要なものと思われ、広く読まれるべき1冊という印象を受けました。