白血病で亡くなった7歳の娘…「卒業まで一緒だよ」思い続ける仲間(西日本新聞) - Yahoo!ニュース
大見サキエ椙(すぎ)山女学園大教授(小児看護学)によると、岐阜県や岡山県などでは教育委員会の理解があり、元の学校が入院中の子どもや親と連絡を取り続けたり、教室の机や壁の絵をそのままにしておいたりする配慮がされている。ただ、いずれもスムーズな復学を目的にした取り組みで、死後も遺族に寄り添い続ける例は珍しいという。
人が死ねば、もうこの世には存在しませんから、学校側の対応も死をもって終わりというのが建前ではありますが、傷ついた気の毒な人に寄り添い慰めできるだけのことはしていく、というのは望ましいことだと思います。これを、制度としてしまっては、かえってギスギスしたりして居心地の悪いものになる恐れがあり、こういった報道などでどのように対応しているかを情報共有し、優しい気持ちを持ちつつ、各地でできることをやっていくというのが良い気がします。
何かとギスギスした、相互に冷淡になりがちな現代ですが、互いに優しく接し合い助け合うという、そういう社会でありたいものだと、記事を読みしみじみと感じました。