巡航ミサイル対処 防衛力底上げ 多機能イージス艦新造

巡航ミサイル対処 防衛力底上げ 多機能イージス艦新造(産経新聞) - Yahoo!ニュース

日本全域を24時間365日態勢で守るという地上イージスの利点も、陸上配備の断念でおぼつかなくなっている。ローテーションを考えればイージス艦4隻が必要とされるが、専用艦に比べてイージス艦は高額になる可能性が高く、当面は2隻の導入にとどめる方向だ。また、人員不足が慢性化する海自の負担は増すことになり、政府関係者は「代替策に満額の回答はない。現状の中で最適解を探る」と語っている。

納税者の視点で言うと、日本を防止するために必要なことはしっかりとやってもらいたいと思いつつも、巨額の費用をかける、その費用対効果の検証も、事前にきちんとやってもらいたいという気がします。アメリカの言いなりで、漫然と巨額の溢出を強いられて、大した効果が出なければ、防衛の実もあがらず納税者の納めた血税が無駄になります。

 こういった兵器採用のプロセスは、とかく閉鎖的で、それ故に贈収賄が行われたり何かと不明朗なことになりがちですが、国会の場でもっと活発に議論するとか、国民にわかりやすいプロセスにする努力もさらに必要でしょう。