昨年中から、ナタリー・コールが気に入り、楽曲をいろいろと聴いています。たまたま、Kindleでこれが読めることを知り、落としていたのを、最近、読んでみました。
著名なミュージシャンであった父とは別の、ミュージシャンとしての道を歩もうとし、成功から不振へと進む中で、次第に父の後を追うようになり、父の楽曲のカバーアルバムで復活を遂げ、と、その波乱万丈の半生がわかりやすくコンパクトに紹介されていて、今後の楽曲鑑賞に、より深みが出るように思いました。
ドラッグに溺れ、その影響か肝炎を患い、この本が出た時点(2012年)では復活を遂げたところでしたが、惜しくも、その後、亡くなってしまいました。生前にライブで観たかったな、と、そこは残念に思っています。