ホロコースト生存者、匿ってくれたフランス人家族とFacebookを通じて再会:70年以上の時を経て

ホロコースト生存者、匿ってくれたフランス人家族とFacebookを通じて再会:70年以上の時を経て(佐藤仁) - 個人 - Yahoo!ニュース

第2次大戦時にナチスドイツによるユダヤ人迫害は占領下のフランスにも及んだ。フランスでも多くのユダヤ人が迫害され、強制収容所に送られて死亡した。当時12歳だったユダヤ人の少女Charlotte Adelman氏は、フランス人のレジスタンスによって9か月間、ボーモン=アン=アルゴンヌの屋根裏部屋に匿ってもらっていた。

前にオランダのアムステルダムへ行った際、抵抗博物館というところへ見学に行ったのですが、第二次大戦中のオランダ人が、ナチスドイツに国土を占領されつつも、様々な抵抗活動を地道に、執拗に行い、オランダ全土で多数のユダヤ人を危険を冒して匿っていたことが紹介されていて、人間の持つ「善」の力というものに感銘を受けたことが思い出されます。

善意により助かった、生き延びた人々は、施された善行を、自らの善行により返そうとするでしょう。そのようにして、善の力を広くあまねく伸ばさねばならないということを、記事を読み改めて感じました。