さらに、SIMスロットがひとつのモデルだけでなく、デュアルSIMを搭載したモデルが投入される可能性も。また、後者はデュアルSIM・デュアルスタンバイ(DSDS)に対応しているようです。アジア市場、特に中国市場を重視した製品かもしれません。
私が前に聞いた話では、アジアでは2Gの電波、3Gの電波が並存していた当時、通話は料金が安い2Gで行い、データ通信は3Gで行うという使い方が多くされ、それで DualSIMモデルがアジア向けに作られてきた、とのことでした。ただ、徐々に2Gが停波の流れになっていて(日本でも既に停波して2Gは使えません)、最近は、3G、4Gが使えるDualSIMモデルが結構出てきています。最新の仕様は、記事にあるデュアルSIM・デュアルスタンバイ(DSDS)で、これなら、2つのうち1つでデータ通信を行い、通話は2つで待ち受けできますから、複数番号を使い分けている人には便利ですし、データ通信を格安のMVNOに担わせ、通話はガラケー向けの格安プランで済ませるということも可能になります。
iPhoneは、長らくDSDSに対応してこなかったのですが、おそらく、アジアを中心として需要、要望が多く、遂に対応するということは十分にあり得ることです。DSDSは何かと便利なので、本当に出たら、私もDSDSのiPhoneが欲しいです。