不自然な新築マンションの高騰 「家賃30年分」はバブル価格

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170501-00000015-ykf-soci

鉄筋コンクリート造のマンションは、実のところ100年の耐用年数があるかもしれない。しかし、築30年を過ぎると常にメンテナンスが必要になる。木造住宅は、50年以上の耐用年数を想定すべきではないと思う。
そう考えれば、住宅の購入価格が「買った方がお得」と言えるレベルは家賃の20年分あたりではないのか。
今の都心の新築マンション価格は、家賃の30年分前後まで高騰してきた。そろそろ調整してもいいと思う。

昭和の終わりから平成の初めにかけての、バブル経済やその崩壊を成年後に目の当たりにした人々は、バブルやその崩壊の恐ろしさを忘れることはないでしょう。しかし、バブル崩壊から20数年が経過して、30代以下の人々では実感としてわからなくなっている面はあるかもしれません。昔は、住宅ローンでの融資にあたり融資は物件価格の8割程度までで残りは自己資金で調達しなければならなかった時代もありましたが、今はフルローンも可能で超低金利ですから、高止まりした、しかしどうしても欲しい物件を、背伸びしてでもローンを組んで購入する、そのハードルはかなり下がっていると言えるでしょう。
こういう時代であるからこそ、人生で最大の買い物と言われる住宅購入に当たっては、高過ぎないか、支払に見合った価値はあるのか、そもそも支払えるのかを、慎重、冷静に検討することが不可欠なのだろうと、記事を読み感じました。