100万円台でマンションが買える?すさまじい不動産相場崩壊、住宅はただの粗大ゴミに

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150108-00010001-bjournal-bus_all

いまや、そういう不人気マンションが日本中にあふれ返っているのである。ここで大事なのは、不動産情報サイトで検索できるのは、あくまでも売主の「希望売り出し価格」であって、「成約価格」ではないということだ。競合物件が多い中で、1日も早く現金化したい売主は大幅値引きに応じることも珍しくない。
つまり、180万円で売りに出されている物件の成約価格は、さらに150万円まで下がるかもしれない。実際に団地名で検索してみると、少し前に別の棟の4階で同じ広さの部屋が120万円まで値下げされていることが判明した(ただし、リフォーム要)。都内まで通勤可能なマンションが、たったの100万円台前半で買える時代になってしまったのである。

バブル崩壊までは、不動産価格は高止まりしていて、例えば東京周辺でも都心からかなり離れた場所のマンションでも結構高かったものでしたが、バブル崩壊、デフレ、少子化といった諸要素が絡み合う中で、魅力の乏しい物件はこうして暴落しているということでしょうね。資産を持つことは、値下がり、災害等による毀損、ローンを組んでいる場合は経済状況の変化による返済困難、といった様々なリスクを抱えることであり、よくよく考えて、持つ持たないの選択をすべき時代なのだろうと思います。立って半畳寝て一畳、と言いますが、寝起きするのにそれほど広い場所は要りませんし、持ってしまってリスクを抱えまくり苦しい生活をするよりは、いつでも住み替えられる賃貸のほうが様々なメリットがある、ということも、十分考えてみるべきだと思います。賃貸でずっと生活しておいて、人生最後の10年くらいという段階で、格安の住宅をさらに買いたたいて超格安で買って済み家賃負担なく楽に暮らす、という選択肢もあるでしょう。100万円くらいで買った家なら、燃えたり震災で潰れたりしたら放置して別の家を、また100万円くらいで買って住めば良く、そう割り切るならば、賃貸ではなく超格安の家を買って住み替えるという方法もありかもしれません(放置の家が増えるとそれはそれで困りますが物置で使うとか賃貸にまわすといった方法もあるでしょう)。