http://jp.techcrunch.com/2017/03/22/20170321apple-new-9-7-inch-ipad/
重要な点は 32GBの入門モデルの価格を下げて320ドル〔日本版は税別37,800円〕からとしたことだ。128GBモデルは459ドル〔同税別48,800円〕からとなる。このサイズではApple史上もっとも低価格のタブレットだ。
Appleのフィル・シラーは新モデルについてのプレスリリースを「さらに手頃な価格に」というきわめてシンプルなタイトとしている。手頃な価格のエントリーレベルのタブレットを探していたユーザーがまさにAppleのターゲットなのだろう。
ここまで価格が下がってくると、コストパフォーマンスは抜群ですし、iPhoneでiOSに慣れ親しんだ人が大きな画面で見られるiPadを買うとか、ガラケーを手放したくない人が手頃なタブレットとして使うとか、様々な使われ方があり得るでしょう。
アップルとしては、これで大きな利益を上げようとはせず、全体の利益を押し上げる、良い意味での「道具」として、特にこの廉価版のiPadを位置付けようとしているように思われます。よりハイスペックなものを求める人はProを買ってね、ということなのでしょう。
買って損はない、手堅いタブレットという位置付けにますますなったという印象を受けます。