http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161011-00000101-mai-soci
破片はジュラルミン製の右主翼先端の一部とみられ、15センチ四方で約35グラム。原形をとどめず黒くすすけている。記念館によると、当時のミズーリ乗組員が戦利品として持ち帰り自宅で保管していたが、本人が亡くなったため家族が2012年に記念館に寄託した。
沖縄戦当時、零戦が戦艦ミズーリに突入する瞬間を捉えた有名な写真がありますが、昨年にオアフ島へ行ってパールハーバーに見学に行った際、ミズーリの、零戦突入の場所(凹みがある)も見て、持っていた荷物を足元に置きしばし合掌して搭乗員の冥福を祈りました。記事でも紹介されていますが、当時のミズーリ艦長が、乗組員の反対にもかかわらず、搭乗員の遺体を礼を尽くして水葬し、その際の様子もミズーリ艦上で写真により紹介されていました。ミズーリ艦長は、確か海軍士官のお兄さんが日本海軍との海戦で戦死したとのことで、偉いものだと感じ入ったことが思い出されます。
祖国を思い身を捨てて突入した搭乗員の魂は、今も我々とともにあると思います。現在の日本の平和や繁栄が、幾多の尊い犠牲の上に築かれていることを常に謙虚に思う心を、今後も忘れずにいたいと改めて感じました。
ハワイに行ったことがある日本人は多いものの、パールハーバーへ行った日本人は、その割には多くないようです。私は丸2日、じっくりと見学しましたが、駆け足での見学であれば半日あればかなり見られると思いますから、楽しい旅の合間に、行って戦争と平和について少し考えてみるのも良いと思います。