1482人の命に祈り 対馬丸撃沈72年、那覇で慰霊祭

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対馬丸は国の集団疎開の決定を受け、1944年8月21日、那覇港を出発。翌22日に鹿児島県・トカラ列島沖で撃沈された。対馬丸記念館那覇市)によると、今年8月までに判明した犠牲者数は学童784人を含む計1482人。

生きていれば、いずれも戦後の沖縄を支える有為な人材であったはずで、痛ましく、忘れてはならない歴史だと思います。
昨年、ハワイ・パールハーバーに係留されている、対馬丸を撃沈した米海軍潜水艦ボーフィンを見学する機会があり、魚雷発射管も見て、ここから発射された魚雷が対馬丸を撃沈して多くの人々の生命を失わせたことを、改めて痛切に感じました。その後、沖縄へ行く機会があり、2回目でしたが、対馬丸記念館を訪れ、見学の上、犠牲者のご冥福をお祈りしました。静けさの中に記念館があり、犠牲者の方々の写真を見つつ、様々な思いが脳裏をよぎり、私には滅多にないことですが、涙が出てきて、拭いながら、しばし、記念館内にいたことが思い出されます。