バングラデシュで襲撃の武装集団鎮圧、外国人ら20人殺害

http://jp.reuters.com/article/bangladesh-attack-idJPKCN0ZH5W0

日本当局によると救出された日本人は被弾で負傷しているほか、7人の安否が不明となっている。

その後、日本人7名が犠牲になったことが判明しています。亡くなった方々のご冥福をお祈りします。
今年の1月にインドネシアジャカルタでテロが発生し、その現場の1つとなったスターバックスは、以前に私がジャカルタで宿泊したホテルのすぐ近くにあって私自身もそこを滞在中に何度も利用しました。それだけにテロが他人事とはとても思えず、テロの現場に居合わせることで自分も、また誰もがテロの犠牲になり得ることを痛感しましたし、今回のテロ事件でもそのような思いを抱いています。
テロを根絶するのが難しい以上、自分の身は自分で守ることを各自が考えざるを得ないでしょう。特に海外在住、旅行中の日本人はそうです。日頃から情報収集を地道に行い、テロの起きそうな、標的になりそうな場所には極力行かないようにし、また、遭遇してしまったら何とかその場から脱出する、そういうことを想定しながら生きざるを得ない、そういった時代に我々は身を置いてしまったのだと思います。
政府高官は、テロが起きると、痛恨の極みとか憤りを禁じ得ないなどと言い、世界各国と連携してテロ根絶を目指す、などと美辞麗句を発するものですが、死んでしまった後にいくら美辞麗句を捧げられても亡くなった人が生き返るわけでもなく、いかに生き残るのか、そこをとことん考えなければならない、嫌な時代になったものです。残念ながら、今後もこのような事件は繰り返され、日本人犠牲者も積み上がっていくでしょう。