更迭後「閣下」、保守の顔に=過激発言、支持と波紋―元空自トップ・田母神容疑者

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160414-00000052-jij-soci

ツイッターフェイスブックを通じて積極的に発信し、支援者の間で「閣下」と呼ばれるように。政治家への転身を図り、14年2月の都知事選に立候補したが、約61万票を集めたものの落選。同年12月の衆院選には次世代の党(当時)から出馬したが、公明党候補に敗れた。

事実関係の解明や起訴の可否は、今後の東京地検特捜部による捜査に待つしかありませんが、報じられている内容を見る限り、政治資金、選挙資金の取り扱いがかなりいい加減、デタラメという印象を受けますね。数千万円の使途不明金が出るというのはそれ自体が言語道断のことであり、選挙に絡んで金を配るということが行われること自体、あまりにも非常識で、一体、何がどうなっていたのだろうかと強い疑問を感じるものがあります。政治や素人が寄り集まって訳も分からず動いていたのかもしれませんが、そうであれば、そうであるからこそ、政治や選挙の実務に通じた人物をきちんと組織内に迎え入れて、適切なアドバイスを受けながら適切に運営すべきであったのではないかと思います。
思想や信条がどうこうと論じる以前の問題で、あきれるとともに、真面目に職務に精励している航空自衛隊自衛官が気の毒という気もします。田母神氏には、当分続くであろう東京拘置所暮らしの中で、反省すべきところは反省しつつ、きちんと身を処してもらいたいと思います。