タクシー料金 割高な「初乗り」引き下げの効果実験へ

http://mainichi.jp/articles/20160213/k00/00m/020/152000c

東京ハイヤー・タクシー協会の調査では、全利用者のうち27%が初乗り料金内での利用で、その平均移動距離は1.41キロにとどまる。外国人観光客以外にも、高齢者の買い物や通院など、近距離移動の需要が増えている実態もある。

東京23区ではほとんどの会社が採用する「2キロまで730円」の初乗り料金以外に、「1.72キロまで640円」の選択肢もあるが、それを選ぶ会社はわずかだ。

私がタクシーを利用する際にも、初乗り料金内でおさまることが多く、それを越えてもせいぜい1000円程度ということが多いと思います。1000円くらい払う場合はそれなりの距離乗っていますが、初乗り料金の場合は、ちょっと乗っただけなのに割高だったなと感じることが多いですね。
1キロちょっと程度なら、ワンコイン500円、せめて600円程度になると、割高感はかなり下がり、むしろ、需要を喚起することになるのではないかと感じるものがあります。安かろう悪かろう状態になっても困りますが、より多くの人が気軽、手軽に乗ることができる交通手段であることと適正な利益を上げることのバランスを、どこかでうまく取ってほしいものです。