2016年を迎えて

年末、ちょっと東京を離れ、時差を感じつつ紅白歌合戦をインターネット経由で観て楽しみ、心静かに2016年を迎えました。新年明けましておめでとうございます。
高齢化する日本の中で、今年3月に(生きていれば)52歳となる私は、まだ高齢者とまでは言えなさそうですが、若くて人並みに野心もあった日々は遠い過去のことで、人生としては、今後、徐々に下り坂になることを改めて実感しています。坂の上の雲はあれこれと思い描けても、坂の下で待ち受けるものはまだ明確には見えない、という感じでしょうか。
今更、大それたことを考えても実現できないことは目に見えているので、仕事に真面目に取り組み、健康(昨年は大腸ポリープ切除で初めての入院、初めての手術を経験しました)に常に留意しつつ、合間に好きな本を読んだり歴史にまつわる場所を訪ねたり、といった、堅実な1年にしたいと考えています。
今年も宜しくお願いします。