http://iphone-mania.jp/news-88269/
スティーブ・ジョブズ氏が亡くなった2011年10月5日は、iPhone4sが発表された翌日でした。先代モデルからの大幅な性能向上とSiri搭載で注目されたiPhone4sは、日本国内ではソフトバンクが独占していたiPhone販売にauが参入したことでも注目を浴び、世界的にも大ヒットとなりました。
偉大なカリスマが逝って4年、カリスマ亡き後の世界に、我々もようやく慣れてきたという感じでしょうか。とはいえ、あの人が今もいればという思いを抱く人は、私も含め多いと思います。
アップルのイノベーション能力が低下したという声はよく聞かれますが、iPhoneの充実振りを見ていると、確かにそういった能力が低下している一方で既存の製品に磨きをかけることは丹念に行われているようにも感じられ、良い、悪いと単純に決め付けられないように思います。とはいえ、スティーブ・ジョブズ存命であればこそ成し遂げられていたことはいくつもあったと強く感じられるものがあって、やはり、早世は残念であったというしかありません。
2011年という年は、東日本大震災があり、私個人としても、知人が複数、若くして亡くなり、辛い年でした。生きている限り、2011年という年は、スティーブ・ジョブズの死も含め思い出す年になると思っています。