http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20141216_680461.html
対象となるFOMA端末は、富士通製の業務向け端末「FOMA F2611」、モトローラ製の「M1000」、ノキア製の「NM850iG」の3機種。
この中の、M1000は、私も一時使っていて、とても懐かしく感じました。本ブログでも何度も取り上げたこともありました。
まるでPDAみたいな携帯「M1000」、何ができて、何ができないのか
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20050418#1113755171
欧州でインターネット・携帯電話を使ってみた印象
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20050725#1122266366
発売されたのは2005年ですから、もう9年あまり前になります。「PDA」という響きも懐かしいですね。
振り返って思い出すと、携帯電話と現在のスマートフォンの中間に位置するような端末で、スマートフォンの1つの方向性を示すものであったように思います。スタイラスペンで画面をタッチして使う方式で、細々としたユーザインタフェイスがあまり使い勝手はよくありませんでしたが、PCなしでメールが使えて様々な情報を収集でき、現在のスマートフォンへと進化するプロセスであった、という印象があります。これを持って、スイスの標高の高い山で、メールの送受信ができて感激（？）したことが懐かしく思い出されます。私のモバイル生活の歴史の中で燦然と輝く端末であったと思います。
M1000に関して過去のブログエントリーを検索していたところ、
携帯電話にｉＰｏｄの機能、アップルが発売へ 米紙報道
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20050831#1125417882
と、iPhoneの発売が報じられていて、「携帯電話にｉＰｏｄの機能」というところに「当時」を感じさせられます。
M1000を使わなくなった後も、どこかに置いてあるはずなので、取り出して懐かしんでみたいと思っています。
