http://mainichi.jp/select/news/20140820k0000e040209000c.html
１９日夜から２０日未明にかけて広島市内で局地的な豪雨が降り、土石流などの土砂災害が複数箇所で発生した。広島県警や消防などによると、２歳の男児を含む１８人が死亡、１３人が生き埋めになるなどして行方不明になっている。このうち１人は救助活動中だった消防隊員で、土砂崩れに巻き込まれて死亡した。
行方不明の方々の一刻も早い救助を願い、亡くなった方々のご冥福をお祈りするとともに、被害にあわれた方々へお見舞いを申し上げます。私は広島出身で、この地域にも中学、高校時代の知人などが住んでいて、安否が心配です。
このエリアは、広島市の中心部から、北東へ向けて、両方を山地にはさまれ、細長く伸びている地形で、広島市のベッドタウンとしても人口が多い、住宅密集地です。山が迫っているだけに、こうした集中豪雨による災害の危険性も大きいと言えるでしょう。ただ、報道によると、突然の集中豪雨であった上に、夜間から未明のことで、寝ている人も多かったと推測され、正に、不意を突かれた形になったのではないかと思います。
既に手掛けられているのかもしれませんが、山崩れ、土砂崩れの起きやすいエリアは予め調査、把握しておいた上で、集中豪雨など危険が生じた場合は、住民に一斉に告知し避難する、というシステムが、何とか構築できないものかと、今日、甚大な被害の様子をニュースで見ながら感じています。
上記の記事にあるように、二次災害も発生していて、十分に注意しつつもまだ行方不明になっている方々を迅速に究明してほしいと切に思っています。家々だけでなく、鉄道も道路も、かなりの損害を受けていて、復興には時間がかなりそうですが、あらゆる援助の手が日本全国から差し伸べられるべきであることも痛感します。
