http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20140618/1058536/?P=1
ドコモ版のiPadのメリットがいろいろと挙げられていて、わかりやすい記事ですね。
NTTドコモは、スマートフォンやフィーチャーフォンの所有者が同一回線の2台目としてiPadを購入した場合、割安な料金で使えるプランを充実させているのが特徴だ。特に、5月に発表した新料金プランでは、パケットを分け合って使えるプランを新設。外出先でも通信を多用するヘビーユーザーでなければ、低価格で利用することも可能だ。
NTTドコモ版は「月々サポート」が用意され、購入時の回線契約を変更しなければ毎月一定額の割引が受けられるので、端末の実質負担額は0円からでiPadが入手できる。月々サポートによる割引額は、2年間でトータル約5万5000円〜約6万円にもなる。SIMフリー版はこういった割引制度はないので、端末代は購入時に全額キッチリと支払わなければならない。通信契約の継続が必要とはいえ、この差は大きい。
SIMフリー版を購入してMVNOの格安SIMを使えば、月々の通信コストが1000円前後に抑えられるものの、月2500円前後の月々サポートがないことを考慮すると、NTTドコモ版を購入して月7GBの高速通信ができる「Xiデータプラン フラット にねん」(月額料金は4418円、税込み)を契約したほうが満足度が高そうだ。
私も、iPad4まではwifiモデルを使用していたのですが、現在のiPadminiRetinaDisplayはセルラーモデルで、昨年11月、品薄でしびれが切れて海外通販でsimフリー版を購入しauのsimを入れて快適に使っています。
複数のsimを使い回していて、現在入れているauのsimは、iPhoneを買ったときの毎月の割引がまだ残っていて解約するともったいないのでこうして使って継続しているのですが、そういった事情がなく、simフリーで買って
格安のsimを使うか、キャリア版で買って毎月の割引と余裕のデータ通信で使うかは、結局のところ、使い方で決めるしかないでしょう。記事の中で、
海外出張や海外旅行で現地のSIMカードを使って通信する機会があるならばSIMフリー版を購入するのがベストだが、国内で使うだけならばSIMフリー版を積極的に選ぶ理由はあまりないといえる。
とありますが、キャリア版のiPadは、iPhoneとは異なり海外ではsimフリーなので(あくまで現行では、ですが)、海外で使うためだけにわざわざsimフリーを選択するというのは賢い選択とは言いかねます。現行のiPadはCDMA方式にも対応していて、私のように、auのsimを入れて使うことも可能で(以前はGSMとCDMAで機種が異なっていました)、ドコモに変えてauを使う、といったことができるのは便利ですが、ドコモに対応していれば格安のMVNOも使えるので、そういう理由でsimフリーにするメリットもあまりないように思います。
毎月、どの程度のデータを使用しているかは、端末で確認でき、また、メガキャリアの店舗に行けば概算で教えてくれるので(使っているようで意外と使っていなかったりします)、使い方をよく分析した上で、合理的でコストパフォーマンスの良い買い方をすべきでしょう。
私は、次のiPadは、ドコモのデータ用の既存のsimがあり、ドコモポイントがそれなりにたまってきているので、機種変更扱いでドコモで買おうかなと考えていますが、その時になってみないとどうなるかはわかりません。闘いの状況は刻一刻と変わるものでその場その場で臨機応変、柔軟に動くしかないでしょう。