http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140727-00000001-jct-bus_all&p=1
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140727-00000001-jct-bus_all&p=2
MRJの総受注は確定191機、オプション184機の計375機に積み上がった。しかし、喜んでばかりもいられない。開発・製造などの投資を回収する「採算ライン」は、MRJのような小型ジェットの場合、400〜500機とされるが、確定ベースではなおその半分以下にとどまる。三菱航空機としては1000機以上の販売を目指しており、道半ばどころではないのが実情だ。
不安要素の一つは、これまで3回、納入延期を繰り返していることだ。当初は初号機の全日本空輸への納入時期を2013年中としていたが、「海外部品メーカーとの調整に手間取る」などを原因とする3度の延期の結果、現在では2017年4〜6月を予定している。航空機メーカーに開発スケジュールの延期は付きものとはいえ、いまだ納入実績のないMRJを世界で売るにあたっては、誤算以外の何者でもない。
昔、
- 作者: 堀越二郎
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2012/12/25
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を読んで、海軍からの過酷な要求を満たした戦闘機を作るために堀越二郎氏らが苦労の上に苦労を重ね、様々な試行錯誤や事故も経ながら名機・零戦を開発する姿に強い印象、感銘を受けたものでした。最近ではボーイング787の度重なる故障や緊急着陸、飛行停止や再開が話題になりましたが、ボーイングのようなメーカーが開発製造した花形機ですらこのようなことが起きるくらいですから、航空機を一から開発製造する三菱関係者の苦労は並大抵のものではないだろうと推察されます。
私自身、過剰、過大な国産信仰のようなものはないですが、技術の結晶としての国産航空機が、日本の、世界の空を飛ぶことは、その分野の技術を維持、発展させることにつながると思いますし日本としての誇りにもなると思います。ライバルメーカーに対抗し、是非、良い航空機が颯爽と飛ぶ日を迎えてほしいと願うとともに、そうなったら私自身も是非乗ってみたいと考えています。